解説記事一覧
腫瘍とは
腫瘍とは身体の内部や身体の表面にできる組織の塊で、悪性の腫瘍と良性の腫瘍が有り、既に生まれながらにできてしまっているものや成長の段階でできるものなどがあり、悪性の腫瘍は、腫瘍を除去した後に、腫瘍がわずかでも残存したりしていますと、残存腫瘍組織が再び大きくなってきてしまったりして、他の部位に転移したり...
浣腸とは
浣腸とは、排便を即すために肛門から直腸に治療液を注入しておこなう治療行為で、主に便秘の治療などに使用されますが、腸内を検査する場合や腸内を手術する場合などに腸内を洗浄する意味で行われますし、出産の際にも腸管内の排泄物を除去するために行われますし、使用する薬剤はグリセリン液やクエン酸ナトリウムが使用さ...
結核とは
結核とはマイコバクテリウム属の結核菌を吸い込んでしまうことで引き起こされる感染症で、初期には炎症が起こり、肺の場合は肺炎のような症状が起こり、結核菌は主に肺に繁殖することが多いのですが、身体の様々なところにも繁殖しますが、必ずしも結核に感染しても発症するわけではなく、健康的であれば身体の免疫力によっ...
腹膜炎とは
腹膜炎とは細菌などにより炎症が引き起こされる感染症状で、腹膜炎には急性腹膜炎と慢性腹膜炎があり、急性の腹膜炎の場合は、胃や十二指腸に潰瘍ができて胃や十二指腸に穴があき、内容物が腹腔内にもれでた場合に重い症状を引き起こし、緊急な治療が必要になります。
腸ねん転とは
腸ねん転とは何らかの理由により、腸が捻れてしまうことにより起こる症状で、腸などを手術した後に起こる腸の癒着や潰瘍性大腸炎、腸チフスなどの炎症性の症状によって癒着が引き起こされたり、高齢の場合に腫瘍による腸管内が狭くなりS状結腸になり引き起こされる場合があります。
胃がんとは
胃がんとは胃の粘膜にできる悪性の腫瘍のことで、50代〜60代の男性に多くみられる症状で、ほとんどの場合は上皮性の悪性の腫瘍によるもので、日本の場合は肺がんに次に死亡率の高い症状で、腫瘍の深さや広がり方により早期がんと進行がんに分類されます。
大腸がんとは
大腸がんは、直腸や結腸、肛門に発生する腫瘍で、日本人の場合はS状結腸や直腸に腫瘍ができやすく、大腸の粘膜のから発生した良性の腫瘍の一部が悪性腫瘍として発症したものと正常な粘膜から直接発症する場合が有り、粘膜の表面から発生した腫瘍は、徐々に大腸の壁に侵入していき、肝臓やリンパ節などに転移していきます。...
腹部膨満とは
腹部膨満とは腹部がガスなどが溜まってしまっていることによって腹の中が充満している感覚のことで、原因は食べすぎや便秘などによって起こる症状ですが、がん治療の副作用として引き起こされる場合があります。
自覚症状とは
自覚症状とは、症状が病気になっていると感じられる状態で、痛みなど症状に応じた苦痛を感じるようになり、自分自身が病気を患っていることが自覚できる状態で、痛みや苦痛などの症状のことをいいます。
電解質異常とは
電解質異常の電解質とは、血液の中のナトリウムやカリウム、塩素、カルシウムなどのイオンのことで、これらのナトリウムやカリウムなどが何らかの要因で少な過ぎたり、多過ぎたりする場合が電解質異常といいます。
腸管神経系とは
腸管神経系とは、食道から胃や小腸や大腸など腸管の壁に網目状に張りめぐらされている神経系統で、脳から直接指令がこ来なくても腸管の動きや分泌や血流といった機能を調節できるために、第二の脳といわれている末梢神経系なのです。
食物繊維とは
食物繊維(しょくもつせんい)とは、人が持っている消化酵素では消化することのできない食べ物の中の成分で、セルロースのような水に溶けない不溶性食物繊維と、果物に含まれているペクチンのような水に溶ける水溶性食物繊維があり、野菜や果物、海藻、キノコなどの食品に食物繊維が多く含まれています。
開腹手術とは
開腹手術とは内臓などの疾患を治療するために行われる手術で、消化器系などに主に行われる治療方法ですが、近年は腹腔鏡手術などの患者に負担の少ない治療方法が取られていて、疾患への手術方法は多様化してきていて、どのような方法で治療するかは患者の臓器疾患の状況や患者自身の状況を踏まえたうえで、選択されます。
バリウムとは
バリウムとは主に胃の検査などに使用されている硫酸バリウムは、胃液や腸液に溶解せず、消化管から吸収されないのですが、稀に薬物過敏症によるショック症状を起こす場合があったり、比重の特性から便秘などで消化管が留まった場合に穿孔を引き起こすなどの重篤の症状を起こす場合もあります。
食事制限とは
食事制限とは通常の場合は体重が大幅にオーバーした場合に取られることが多いのですが、疾病によって特定の栄養を制限したりする場合もあり、ダイエットを行う場合などは食事制限を行う場合が多いのですが、食事制限は体脂肪を減らすために効果的な方法ですが、ただむやみに食事制限を行いますと返って逆効果の場合がありま...
ウォーキングとは
ウォーキングとは歩くことで、身体に優しい有酸素運動として注目されている健康法で、最初は30分程度のゆっくりした歩きでも効果的ですが、慣れてきたら早足歩きがおすすめです。ちなみにジョギングは無理のないスピードで走ることで、ジョギングよりスピードをあげた運動がランニングです。
腹部X線とは
腹部X線とはエックス線を腹部に照射し、写真フィルムなどで可視化することによって、腹部内の様子を検査する方法で、検査は食事の制限がなく、腸閉塞が認められる場合はガスの存在が確認できますし、腹腔内に蓄積した腹水なども確認できますし、結石などの病変部分も確認できるため、腎結石や胆石などを発見することができ...
腹部造影検査とは
腹部造影検査とは仰向けの状態で、足の付け根の動脈からカテーテルを注入し、腹部の中で調べたい血管の近くまで移動させ、造影剤を注入してX線撮影を行ないます。腹部の太い血管に造影剤を注入し、X線撮影をすることで腹部の臓器の血管の状態を検査することができ、腸の血管の異常を発見することができます。